【アイルランド観光】ダブリンの歴史あるスポットを巡ろう!お土産紹介も!

  • URLをコピーしました!

イギリス在住の方は、近場のヨーロッパ旅行をお考えではないでしょうか?

今回は、イギリスのお隣アイルランドの首都・ダブリンのおすすめ観光スポット5選をご紹介します!

アイルランドってどんな国なんだろう?イギリスと近いけどどんな歴史があるのだろう?
とお思いの方も多いのではないでしょうか。
今回はアイルランド・ダブリンの歴史を感じられるおすすめの観光スポットをご紹介します。

ダブリンのビール・ウイスキー巡り、グルメスポットについて前回の記事で紹介しているので、ぜひこちらもご覧ください。

目次

アイルランドとイギリスの歴史

アイルランドはケルト文化カトリックの信仰という、イングランドとは異なるアイルランド独自の文化をもった国です。
イングランドからのプロテスタントの移住により、アイルランドとイギリスとの間には宗教的摩擦が生じて植民地支配が進み、アイルランドはイギリスに併合されてしまいます。
様々な紛争を経て、アイルランド島の南側のみが独立し「アイルランド共和国」となりました。
ダブリンにはその歴史の跡となる建造物がいくつもあります。

下に大まかな歴史を時系列でまとめてみました。

・1649年:ピューリタン革命により主導権を握ったクロムウェルが、アイルランドを征服
アメリカの独立、フランス革命などの影響を受け、アイルランドで独立運動が始まる
・1801年:反抗を抑えるため、イングランドはアイルランドを併合「大ブリテンおよびアイルランド連合王国」が成立
・1845年~:ジャガイモ飢饉発生アメリカ・カナダに移民として逃れる
・1916年:イースター蜂起(ダブリンが激しい市街戦となる)鎮圧される
・1919年~:イギリス=アイルランド戦争
・1921年:「アイルランド自由国」として独立カトリックの多い南アイルランドのみが自治領として認められた。
・1937年:「エール(ゲール語で「アイルランド」の意)」となる
・1949年:「アイルランド共和国」となる
                                (参考:世界史の窓~アイルランド~

ダブリンのおすすめ観光スポット5選!

① Kilmainham Gaol(キルメイナム刑務所)

まずは Kilmainham Gaol(キルメイナム刑務所)です。
こちらは1796年~1924年まで使われていて、イースター蜂起のリーダーの多くが収監・処刑された場所です。
ジャガイモ飢饉の際には、物乞いで多くの人が窃盗を犯しこの刑務所に収監され囚人数が爆増したそうです。

処刑前夜に獄中で結婚式を挙げた青年の妻・グレースが、収監中に描いた母子の絵。

わたしはガイドツアー(£8/人)に参加しました。
英語でのツアーになるので、わたしは少しだけ事前知識を調べてから臨みました。。
アイルランドの壮絶な歴史を感じられる場所となっているので、ぜひツアーに参加してみてください。

② General Post Office(アイルランド中央郵便局)

お次は、General Post Office(アイルランド中央郵便局)です。
郵便局とはとても思えない荘厳な建物になっています。

1916年のイースター蜂起アイルランド義勇軍の司令部が置かれた場所となっています。また、「共和国宣言」が読み上げられた場所でもあります。
1925年から復興され、1929年に郵便局として再開されました。
記念切手も販売されているので、旅行中にお手紙を出したい方はぜひこちらで。

③ Dublin Castle(ダブリン城)

一部は改修工事をしていました。

Dublin Castle(ダブリン城)は、1204年にイングランドのジョン王によって建てられ、かつてはヴァイキングの砦が築かれた場所です。
イギリスによるアイルランド統治の拠点となり、1922年までの700年もの間イギリスの総督府が置かれました。
アイルランド独立後は、大統領就任式や国の式典などに使用されています。

わたしは今回の旅行では(ウイスキー巡りなどをメインとしていたこともあり)内部見学はしていませんが、
チャペルや芸術品のギャラリー、式典が行われるホールなど様々な見学ができます。
お時間がある方はぜひガイドツアーに参加してみてください。

④ Trinity College Library(トリニティカレッジ図書館)

大学構内は学生さん達と観光客が入り混じっていました。

次は、Trinity College Library(トリニティカレッジ図書館)
アイルランドのランドマークとしてとても有名です。
1592年にエリザベス1世によって創設された「トリニティカレッジ」の一部です。
この図書館は、「世界で最も美しい大学図書館」と称されていて、映画「スター・ウォーズ」の「ジェダイ・アーカイブ」のモデルと言われているようです。(わたしは見ていないので全くわかりません。。)

また、図書館内にはアイルランドの国宝にも指定されている「ケルズの書」やアイルランド最古のハープなどが展示されています。(ハープはアイルランドの国章にも描かれています)

出典:Trinity College Dublin

図書館内に入るためにはチケットの購入が必要です。
残念ながら、今回わたしは図書館見学は断念したので「世界一美しい図書館」は見ていません。。
ダブリンを訪れた方は、ぜひ図書館まで足を運んでみてください!
大学構内は無料で自由に散策できますよ!

➄ National Museum of Ireland(アイルランド国立博物館)

考古学館の入り口。
自然史館の入り口。

最後は National Museum of Ireland(アイルランド国立博物館)です!
こちらは無料で内部見学ができます。

アイルランド国立博物館は市内に4か所あり、わたしはArchaeology考古学館)とNatural history自然史館)に足を運びました。(館内の写真は全く撮っていませんでした)
考古学館には、アイルランドを中心として発掘された遺物や装飾品などが数多く展示されています。
自然史館には、動植物の標本・剥製などが展示されていてとても圧倒されました。
お客さんの中には子供たちも多くいて、大人から子供まで楽しめるミュージアムになっていました。

残念ながら、自然史館は現在改修工事中のため休館しているようです(数年単位の休館)。
市内にはこの他に、「芸術」「カントリーライフ」を扱う国立博物館もあるのでぜひそちらもチェックしてみてください。

アイルランドのおすすめお土産

ダブリン観光を楽しんだら、最後はお土産を買って帰りたいですよね!
アイルランドのおすすめのお土産をご紹介します。

ギネスグッズ

Butlersのチョコレート

ギネスグッズButlersのチョコレートは、前回の記事でも紹介したように Guinness StorehouseButlers Chocolate Cafe でも購入することができます。
しかし、街中のお土産屋さんにもギネスグッズや Butlers のチョコはたくさん売っています!
わたしは Carrolls というお土産屋さんでまとめて購入しました!

ギネスグッズとしては、コースターとキャラメルの様なお菓子(ファッジ)を買いました。
Butlersのチョコは、アイリッシュウイスキー入りのものがおすすめです!(写真のもの以外にもいくつか購入しました。)

ポストカードも合わせて購入しました。

以下はわたしは買えていないのですが、アイルランドでぜひおすすめしたいお土産です!

シャムロック(三つ葉のクローバー)モチーフのグッズ

アイルランドの国花である三つ葉のクローバーをモチーフにしたグッズがたくさん売られています。
アイルランドらしいお土産をぜひ見つけてみてください。

AVOCAの雑貨類

出典:AVOCA

AVOCA はアイルランド発のセレクトショップです。
雑貨や織物、フード類などかわいらしいものがたくさん売っています。カフェも併設されているので、お買い物をした後ひと休みもできますよ。

まとめ

以上、アイルランド・ダブリンのおすすめ観光スポット5選とお土産をご紹介しました。

ダブリンのおすすめ観光スポット5選
Kilmainham Gaol(キルメイナム刑務所)
General Post Office(アイルランド中央郵便局)
Dublin Castle(ダブリン城)
Trinity College Library(トリニティカレッジ図書館)
National Museum of Ireland(アイルランド国立博物館)ー考古学館自然史館

アイルランドのおすすめお土産
ギネスグッズ
Butlersのチョコレート
シャムロック(三つ葉のクローバー)モチーフのグッズ
AVOCAの雑貨類

アイルランド・ダブリンには歴史を感じられる観光スポットがたくさんあります。
ぜひ旅行の計画の参考にしていただけると嬉しいです。

ダブリンのおすすめのビール・ウイスキー巡り、グルメ情報についてはこちらの記事をご覧ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次