オーストリア旅行をお考えの方はいらっしゃいますか?
ウィーンやザルツブルクなど観光都市が多くありますが、”ハルシュタット“という町をご存じでしょうか?
世界遺産にも登録されている「世界一美しい湖畔の町」として知られ、オーストリアのおすすめ観光スポットです!
わたしは下記のような旅行へ行ってきました。
マンチェスターを出発し、
チェコ・プラハ オーストリア・ウィーン オーストリア・ハルシュタットに、7泊8日。
プラハに3泊、ウィーンに3泊、ハルシュタットに1泊。
今回は「オーストリア・ハルシュタット編」として旅行レポをご紹介したいと思います。
ぜひご旅行の参考にしていただけると嬉しいです。


世界遺産の街・ハルシュタットってどんな所?

ハルシュタットは、オーストリアの中部に位置する、人口1000人にも満たない小さな町です。
世界一美しい湖畔にも選ばれるハルシュタット湖周辺の街並みとダッハシュタイン山塊は、1997年に世界文化遺産に登録されました。
また、「塩の街」としても知られ数千年の歴史を持つ岩塩抗が残っています。
ハル(Hall)はケルト語で「塩」、シュタット(Statt)はドイツ語で「場所」を意味します。塩抗ツアーも行っています。
映画「サウンドオブミュージック」の撮影地としても有名で、ディズニー映画「アナと雪の女王」のアレンデール王国のモデルになったと噂されています。
美しい景観をもつハルシュタットは日帰りでも十分に楽しめる街です。
ハルシュタットへのアクセス・ホテル
ハルシュタットへのアクセス
わたしはオーストリア・ウィーンからの移動だったため、電車を利用しました。
ウィーン中央駅(Vienna Hbf)からアットナング プッフハイム駅(Attnang-Puchheim Bahnhof)までレイルジェット(RJ)という列車に乗り、そこで乗り継ぎ Obertraun Dachsteinhöhlen Bahnhof までをREXという列車に乗り、計3時間半ほどの旅でした。
OBBで予約し、1人片道€ 19.9でした。
わたしは宿泊したホテルの最寄り駅であるハルシュタット駅の次の駅で降車しました。
しかし、大抵の方はハルシュタット駅で降りると思われるため、
ウィーン中央駅(Vienna Hbf)アットナング プッフハイム駅(Attnang-Puchheim Bahnhof) )
の流れでの移動になると思います。
ウィーンからハルシュタットへの電車での移動は乗り継ぎが必要になりますが、(おそらく1日に1本)直行便もあるので、時間が合えば直行便もご利用ください。
※REX列車では荷物置き場が設置されていませんでしたが、大きめのキャリーバッグも座席下に置くことができたので特に問題はありませんでした。
帰りは Obertraun Dachsteinhöhlen Bahnhof
アットナング プッフハイム駅(Attnang-Puchheim Bahnhof) ウィーン空港駅(Vienna Airport station)までを電車で移動し、計4時間25分でした。ホテル
ホテルはBooking.comで予約しました。
ハルシュタットの街は湖の向こう側にあるため、宿泊先としてもおすすめなのは対岸側です。
しかし、観光地としても栄えていて少々高くなるため、わたしは湖の手前(東側)で選びました。
Gooleで評価のよかった「シーホテル アム ハルシュタッター ゼー」に宿泊し、大人2人1泊€ 125でした。
リノベーションされているようで、コンパクトな部屋でしたがとてもきれいでした。朝食バイキング付きでした。
ただし、観光やお食事をした後、夜に帰宅する際には東岸まで渡る必要があるため注意です!
フェリーは夕方18時台までしかないため、夜遅くなる時はタクシーを利用するか徒歩で帰ることになります。(バスも走っていたかもしれませんが時間など詳細は覚えていません)
わたしは徒歩で帰ったため、けっこう疲れました。。。
対岸のハルシュタットの街まで船に乗って移動!
駅に降り立ったら、対岸にあるハルシュタットの街まで船に乗って移動します。
片道1人€3.5で、支払いは現金のみでした!(現在は€4に値上がりしているようです)


列車の発着時刻に応じて船は出発しています。詳細は公式サイトをご覧ください。
船での移動は5分~10分程度だったと思います。遊覧船もあるみたいですよ。
ハルシュタットの街を観光
船で対岸に渡ったら、散策してハルシュタットの美しい街並みや景色を楽しみましょう!
街中を散策

船を降りた先には、カラフルなかわいらしい家々が立ち並んでいます。
マルクト市場周辺にはレストランやお土産屋さんもたくさんあるので、ぶらぶらしたりお食事やお買い物を楽しむこともできます。ホテルも多くあるので、この周辺に宿泊することもおすすめです。


そして、こちらがおすすめのフォトスポットからの景色です。
ハルシュタットといえばここ!な画角です。
町全体を通して観光客(アジア系の方がかなり多かったです)でいっぱいですが、こちらのポイントは特に人でいっぱいでした。

博物館や教会、納骨堂などもあるので見学をするもよし、街を歩いて自然や美しい景観を楽しむもよし、レストランやパブで食事をするもよし、のんびりとした観光を楽しめます。
スカイウォークで絶景を眺める!
もう一つの絶景が「ハルシュタット スカイウォーク(Hallstatt Skywalk)」です!
こちらへはケーブルカーで登る必要があります。
わたしはケーブルカーと岩塩抗ツアーがセットになっていましたが、ケーブルカーのみのチケットだと往復€24です。(詳細は公式サイトをご参照ください)


ケーブルカーを登った先には、標高約360mからの景色を拝める展望台が設置されています。
展望台からの写真を求めて列ができているはずです。


真下にはさっきまでいた街並みを見下ろすことができます。柵は付いているので問題ないですが、スマホなど落としてしまわないよう少し気を付けました。
眼前に広がる山々や湖、下に広がる街並みなど美しい景色をぜひ写真に収めてください。
岩塩抗ツアーへ行く!
わたしは岩塩抗ツアーにも参加しました。
事前に予約し、岩塩抗ツアー+往復ケーブルカーがセットで、€40/人でした。
お安い値段ではありませんが、ケーブルカーだけでも中々のお値段がするので、それに加えてツアーにも参加できるためかなりお得だと思います。(スリル満点の滑り台もあるとのことでとても興味が湧きました!)

岩塩抗までは先ほどのスカイウォークからさらに上に登っていきます。
建物に到着すると、作業着に着替えスタンバイです。
ツアーではアプリをダウンロードしオーディオガイドを聞くこともできます。日本語も対応しているため、日本語での説明を聞くこともできます。アプリで後からでも聞くことができるので、帰りの道中で聞くこともできますよ。

ツアー中はガイドさんが、英語とドイツ語で説明をしてくれます。(なのでツアー中はアプリのガイドは聞いていません)
ドイツ語圏外からのお客さんが多いようで、ほとんどの方が英語での説明を聞いていました。
わたしはあまり英語が分かりませんが、動画での説明や展示もあり、岩塩抗の成り立ちや歴史などを大まーかに知ることができました。

そして、ツアー中に2度体験できるのが、滑り台です!こちらは昔実際に移動のために使われていたものらしいです。
足で挟みながら自分でスピードは調整できますが、かなりスリル満点でした。
滑っている途中に写真が撮られ、帰りに自分の写真を購入することもできます。滑り降りるスピードも表示されるのでアトラクションの様でした。
2個目の滑り台の方が長かった気がします。
最後は、出口までトロッコに乗ってツアー終了となります。
とても面白くて貴重な体験ができました。滑り台の写真は有料ですが、岩塩を1人1つもらうことができます。
日帰り旅行だと街中の観光も合わせるとタイトスケジュールにはなりますが、ぜひ岩塩抗ツアーもお楽しみください!
ディナーと朝のひととき
ディナー

夕食はSeehotel Grüner Baumのレストランへ行きました。一応メールで事前予約していきました。
マスのグリルがおすすめとのことだったので、マスのグリルとパスタ、ビールを頂きました。
お味はとても美味しかったです!
値段はどこのレストランもそこそこお高めだと思います。

朝は湖畔を眺めまったりと

一泊して翌朝は、ホテルの朝食バイキングをいただいて電車でウィーンまで戻りました。
電車までの時間は、湖畔を眺めまったりとしたひとときを過ごしました。(あまり時間はありませんでしたが)


ホテルはハルシュタットの街がある対岸側ではありませんでしたが、美しい湖と山々に雲がかかりとても神秘的な景色が広がっていました。湖のどこからでも美しい景色を楽しむことができます。
ぜひ朝は美しい景色を眺めながらゆっくりとお過ごしください。
まとめ
以上、オーストリアのおすすめ観光スポット・ハルシュタットについてご紹介しました。
ウィーンからは電車で3時間半ほど!
世界一美しい湖畔や街並み、スカイウォークからの眺めを堪能できる!
「塩の街」で岩塩抗ツアーを楽しもう!滑り台がスリル満点!
オーストリア旅行をお考えの際は、ぜひハルシュタットへも足を運んでみてください。
移動に時間がかかるため日帰り旅行の際はスケジュールがタイトになりますが、十分に観光を楽しめる街になっています。
ぜひご旅行の参考にしていただけると嬉しいです。
プラハ・ウィーンのおすすめ観光スポットについてはぜひこちらの記事をご覧ください。

