イギリスのNHS出産事情【マンチェスターでの妊娠~出産まで②】

みなさん、こんにちは。
わたしは昨年、イギリス・マンチェスターで第一子の娘を出産しました。

前回の記事では、イギリスでの妊娠~20週目までの体験について綴りました。
今回は、22週目~38週目までの体験について書いていきたいと思います。

目次

【出産体験レポ】22週目~38週目

22週:Whooping cough(百日咳)ワクチン接種 @GP

GPにて百日咳ワクチンを接種しました。16週~32週の間に接種できますが、20週付近が望ましいようです。
また、この日にRSVワクチンの予約も入れてもらいました。RSVワクチンは28週以降に受けれるみたいです。時期的に冬であれば、インフルエンザワクチンも受けていたかもしれませんが、特に言われなかったので受けていません。

24週:midwife検診 @Family Hub

前回同様、採尿・問診をしました。(CO濃度もチェックしたかも)
そして、久しぶりに赤ちゃんの心臓が元気に動いていることを確認できて、とても安心しました。

妊婦さんは、妊娠期間中は歯科治療などが無料になります。そのための妊娠証明書(Maternity Certificate)をこの日にもらったのですが、これが産休や手当を申請するための用紙(MAT B1フォーム)だったことにだいぶ後から気づきました。。(結局妊娠期間に歯科受診はしなかったのですが、、)
歯科受診やNHS処方箋を無料で受けるための証明書は、妊婦免除証明書(Maternity Exemption Certificate (MatEx)というものが別にあるみたいです。その当時、しっかり調べて助産師さんに確認するべきだったと反省しています。

28週:28週検診

久しぶりの病院での検診がありました。てっきり糖負荷試験と思い行ったのですが、ただのルーティンの検診でした。(飲食の指示がなかったから、おかしいなとは思っていたけど。)
採尿、COチェック、簡単な問診、採血をして終わりました。体の左側を下にして寝ているか?など聞かれた記憶はありますが、特に問題なく終わりました。

28週:midwife検診 @Family Hub

この日は初めて1人でmidwife検診に行きました。
簡単な問診、血圧、CO測定、赤ちゃんの心拍を聞きました。(血圧測定はこれまでも毎回していた気がします)
今回から、お腹の大きさを図っていき紙にプロットしていきました。Symphysis Fundal Height(子宮底長)測定というらしく、お腹の周囲ではなくお腹のでっぱり部分(子宮の上部から恥骨結合の上部)を測定します。こんな測り方をするんだと初めて知りました。お腹はまだそんなに出ていないと思っていましたが、ど真ん中標準だったので安心しました。

また、31週以降でヘルスビジターから連絡があると言われました。産前(37週?)と産後10日前後に自宅訪問すると説明がありました。初回訪問についての連絡は手紙で来ました。

ヘルスビジター(Health Visitor)とは、保健師さんのような人です。産後10日までは助産師がケアしますが、それ以降の母子のケアをしてくれて子供が4歳になるころまでフォローしてくれるそうです。

29週:糖負荷試験(GTT:Glucose Tolerance Test)

病院にて妊娠糖尿病をチェックするための糖負荷試験がありました。時間は忘れてしまいましたが、事前に絶食の指示があります。
始めに採血され、その後ブドウ糖水を飲んでから2時間水以外の飲食は禁止、トイレは行っていいと言われました。2時間後に採血し、その日は帰宅し、後日アプリに結果が反映されるとのことでした。妊娠期間中、あまり食生活に気を使っていなかったので少し心配していましたが結果は問題なかったです!

これまでは何も問題なかったですが、この日は採血に苦戦されました
血管が細いので日本でもよくやり直しされていました。。

29週:RSVワクチン接種 @GP

GPでRSVワクチンを接種しました。無事、接種するよう言われた2つのワクチン接種が終わりました。日本ではおそらく全額自己負担だと思うので、無料で受けられるのはとても嬉しいですね。

31週:midwife検診 @Family Hub

この日もいつものような流れで検診がありました。面談内容としては、出産時のことについて

  • 赤ちゃんは生まれた後ビタミンKの注射を打つ
  • 出産の同日もしくは数日後に退院する
  • 産後の翌日と5日後に助産師が自宅を訪問して、母子の状態チェックを行う

などについて話されました。少しずつ出産が近づいているのを感じました。また、バースプランについては36週の検診で話すと言われました。

34週:ヘルスビジター自宅訪問

ヘルスビジターの初回訪問で、ヘルスビジターの役割についての説明がありました。
授乳やミルク、赤ちゃんのうんちの色(胎便)、お世話についてパンフレットや資料を使って簡単に説明されました。英語自体は全部聞き取れませんでしたが、パンフレットも見ながらだったので大まかな内容は理解できたと思います。
産後の訪問については、出産してから連絡がくるとのことでした。(テキストメッセージで連絡が来ました。)

34週:midwife検診 @Family Hub

この日も採尿、COチェック、お腹の大きさの測定をして、skin-to-skinやfeedingについての話をしました。
出産時の持ち物についても話して、ボトルミルクが必要な場合は病院が提供してくれるから持って行く必要はないよと言われました。ですが実際は、提供はしてくれたのですが基本的には自分たちで持参する方が良いよと言われたので、ミルクが必要だと思う方は持参した方が安心かと思います。

ここ2週間くらいで手のしびれが出始め、だんだんと強くなっていたので相談したら、「ノーマルなことだから心配ないよ。手を振ったり、テニスボールでぐりぐりしたらいいよ」と言われました。ホルモン変化や浮腫みなどからくることだと思うので仕方ないとは思いましたが、大体の質問に「ノーマルだから、心配ないよ」と言われるような気がします。(笑)
個人的には、妊娠期間中で手のしびれが一番きつかったように思います。

36週:midwife検診 @Family Hub

この日のメインはバースプランについてでした。前もって、NHSサイトにあるバースプランを印刷して可能な限り記入して持って行きました。
鉗子分娩・吸引分娩、帝王切開(C section)、通訳者の必要性、授乳、会陰切開、研修生を同席させても良いかなどについて確認します。そして、バースプランの中でも個人的に重要なのがPain reliefについてです。
Pain reliefは段階的にしていくことが重要なので、かつepidural硬膜外麻酔、日本では無痛分娩と言いますね)を希望していたため、

  1. breathing and relaxation
  2. massage
  3. gas and air(entonox)
  4. pain-relieving injections
  5. epidural

と記載していたら、「Perfect!」と言われました。笑
あとは当日の状況次第なので、とりあえずはこれで大丈夫とのことでした。バースプランは同日必ず持参するように言われました。もうすぐ正期産に入る時期だったので、意外と直前に話し合うんだなと思いました。

37週:midwife検診 @Family Hub

37週6日のタイミングで、38週検診がありました。結果的に最後の検診となりました。

尿に感染兆候があるから(濁っていたのかな?)、検体をラボに送るとのことでした。3日以内に電話がなければ問題ないと言われ、ドキドキして待っていましたが電話が来なかったので一安心でした。
他はいつも通りな検診で特記することは何もなかったです。
この先の検診の予約は取られていませんでしたが、40週の検診は後で手紙が来ると言われました。

ちなみに体重は8kgくらい増えました。(正確にプレ値を測っていなかったのでだいたいですが。。)思ったより増えなかったです。
初産は予定日を過ぎる傾向があるとも言われているので、もうしばらく産まれるまでには時間がかかるのかなあとこの時はのんきにしていました。

いよいよ出産ですが、出産については次の記事で書きたいと思います!

まとめ

以上、イギリス・マンチェスターでの妊娠~NHS出産part②でした。
22週目~38週目(出産直前)までのまとめはこんな感じです

Whooping cough(百日咳)RSVワクチンを接種した!
Family Hubでmidwifeと定期的に面談をした。
妊婦免除証明書(Maternity Exemption Certificate )で歯科受診や処方箋が無料になるので、必要な方は要確認!
9か月ごろ~手のしびれがきつかった。。

終盤に手のしびれが現れるまでは、ありがたいことに健康上の問題もなく元気に過ごすことができました。
いよいよNHS病院での出産です!ぜひ次の記事もご覧ください。

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