みなさんこんにちは。
わたしは昨年、イギリス・マンチェスターで第一子の娘を出産しました。
娘が産まれてからは、あれよあれよという間に毎日が過ぎ去り、気づけば2026年を迎えていました。
少しずつイギリスでの妊娠、NHS病院での出産そして子育てについての体験を記していきたいと思います。
今後、イギリスで出産や子育てをする予定の方々の少しでもお役に立てれば嬉しいです。
まずはイギリスでの妊娠~NHS病院での出産について覚えている限りのことを書いていきたいと思います。長くなってしまいそうなので3つの記事に分けます。
【イギリス駐在妻】NHS病院での出産

イギリスの駐在妻さんは、まずはどこで出産をしよう?ということに悩むと思います。
- イギリスで出産
- 日本へ帰り里帰り出産
の2つが考えられますが、わたしは 1.イギリスで出産 することにしました。
言語面や家族のサポート面を考えると、もちろん日本での出産が安心だと思います。しかし、日本で出産となると、おそらくわたし1人での帰国となり、出産時や産後に夫がどれだけ子供のそばにいられるかわかりません。また、日本への航空券代などを考えると頻繁に帰ることが難しいと考え、イギリスで出産することにしました。
(日本への本帰国が近ければ日本で出産していたと思いますが、わたし達はあと3年ほどイギリスに滞在予定でした。)
わたしは、イギリスのNHS(National Health Service、国民保健サービス)病院で出産しました。
NHS病院は、プライベート病院と比較してサービスが悪いなどの評判をよく聞きますが、終わってみてそこまで思うことはありませんでした。日本との文化的な違いなのかなと思うことは度々ありましたが。。笑
助産師さんもみなさん優しく人当たりのいい方ばかりで良かったです。
NHS病院は妊娠~出産までの全ての診療が無料です。とてもありがたい!
プライベート病院には日系の病院があり、言葉に不自由しないのはとても嬉しいですが、出産費用がかなり高額なので断念しました。。
ちなみにわたしは、マンチェスターの Saint Marys Hospital で出産しました。夫の職場の方々もここで出産してよかったと話されていたので、少し安心して臨めました。(後々知り合った日本人のママ友さんも、話した方はみなさんここでした!)
【出産体験レポ】妊娠~20週目
- イギリスは基本的にエコー検査は2回だけ(12週と20週)!
- 出産後は最短当日退院!
イギリスでの出産について事前情報として驚いた大きな2点がこちらです。実際にわたしはエコー検査は2回でした。
また、退院は出産の翌日でした。当日退院ではないですが、日本では5日くらいは入院するらしいので、十分早いかと思います。。
それでは、まずは妊娠してから20週目までの体験を順に記していきたいと思います。
記憶を思い出しつつ、アプリに付けていたメモなどを頼りに書いていきますので、曖昧なところもありますがご了承ください。(妊娠中にコツコツ書いていておけばよかった。。)
妊娠検査薬で陽性!

妊娠検査薬はスーパーに普通に売っています。わたしはテスコでClearblueのものを購入しました。とても有名なメーカーっぽいです。週齢がわかるものもありましたが、普通の陽性だけを示すものを買いました。
妊娠検査薬で陽性を確認したら、すぐに病院にコンタクトをとりました。
ちなみに、妊活中は排卵検査薬(Ovulation Test Strips)も使用しました。同じくClearblueの排卵検査薬も売っていますが、けっこうお値段がしますし、何回も使う可能性があるためもう少し簡易的なものを買いました。BootsやASDAなどのオリジナル商品を購入したと思います。
また、妊娠前から葉酸サプリを飲んでいました。Pregnacare(イギリスでおそらく一番有名そうなメーカー)のマルチビタミンを飲んでいました。
病院にコンタクトをとる
病院のサイトのSelf-referから、必要事項を記入して申請をします。しばらくしたら手紙が届き、初回問診の日程や、妊娠についての参考URLなどが記載されていました。必要であれば通訳者も希望できます。(Self-referにも希望の有無の記入欄あり)
しかし、日本語の通訳者は多くはないらしく(ロンドンなら多いのかも)、出産までの検診で通訳者と繋げられたのは確か1回だけでした。後半の検診ではあきらめて最初から「スマホのGoogle翻訳を使うね。」と話して検診を進めていました。
手紙にも記載されていますが、MyMFTというアプリを登録して、そこに検診結果やアポイント情報などが更新されるようになっています。
ネットで、「まずはGPに連絡する」という情報も見たので、病院のSelf-referのレスポンス待ちの間にGPにもコンタクトしました。ネットで予約しようとしましたが、朝早くに予約しないと予約いっぱいでアポ取りができなかったので、直接GPに行きました。しかし、病院に連絡しているならそれで問題ないと言われたので、病院からの連絡(手紙)を待つことにしました。
8週:初回問診

8週でようやく初めて病院に行きました。おそらく日本では妊娠が分かり次第、早めに病院を受診するのではないでしょうか。
初回は採尿、身長・体重測定、様々な問診、そして採血をして終わりました。
最初はわたし1人だけで問診が始まり、「この妊娠は望んだもの?あなたはhappy?」というのも聞かれました。しばらくして、付添人(夫)も同席できました。
問診は、病歴や家族の病歴、内服薬など基本的情報をたくさん聞かれます。夫とともに受診しましたが医療用語も多いのでちょいちょい苦戦しました(通訳者はつながらず。。。)
あと、ビタミンDは飲むように勧められました。葉酸については言われなかったので、こちらから質問したら妊娠初期は大事だけど、この後は最低限ビタミンDを飲めば大丈夫だよと言われました。なので、手持ちのマルチビタミン(葉酸入り)がなくなったらビタミンDのみを服用するようにしました。
採血・採尿結果は後日アプリにアップロードされ、感染症(HIV、B型肝炎、梅毒)やHbA1cなどの結果もありました。
ちなみに体重は、初回で測定したっきり測られることはなく、体重管理についてもその後聞かれることはありませんでした。日本では体重管理も指導されると思いますが、指導されない分何も気にせず好きなものを食べて過ごしてしまいました。
12週:エコー検査+染色体異常検査
エコー検査のことは「スキャン」といいます。
12週でようやくエコー検査を行います!この日まで本当に妊娠しているのだろうかととてもドキドキでした。
そして実際にエコー検査を行い、赤ちゃんがおなかの中にいることを確認できました!心臓も動いていてとても嬉しくなりました!
4.5cmととても小さかったです。出産予定日も教えてもらいました。エコー写真は有料でもらうことができたのでもらいました。(これは有料なのか。。)
検査までに1.5~2パイントの水を飲むように指示されていたのでしっかり飲んでいき、膀胱パンパンで検査に臨みましたが、案の定パンパンすぎて見にくそうで結局トイレに行ってからまたエコーをしてもらいました。あんなに飲む必要はなかったじゃん!となりました。。
わたしは出産のリスクは低く、エコー検査は通常通り2回の予定でした。20週のエコー検査で性別が分からなかった場合は追加のエコーをしてもらえるのか聞いてみたところ、プライベート病院を受診して診てもらう必要があると言われました。なので、次回で性別がわかることを願いました。
染色体異常のcombined test(ダウン症、Edward症候群、Patau症候群)を希望していたため、同日に採血も行いました。先ほどのエコーでもチェックをしていたと思います(首の後ろのむくみを見るとか)。
後日手紙が届き、染色体異常の可能性は極めて低いとあり、とても安心しました。
16週:初回のmidwife検診 @Family Hub
主要な検査・検診以外は、ローカルのFamily Hubという施設でmidwifeと面談を定期的に行っていきます。Children’s Centreと言ったりもするみたいです。
16週で初めてmidwife検診がありました。ここでも日本人通訳者を頑張ってつなげようとしてくれましたが、結局つながらず必要に応じてGoogle翻訳を使用しました。(その後も毎回Google翻訳を頼りに面談をしていきました。)
助産師さんはとても親切な方で、こちらが英語が苦手でも嫌な顔ひとつせずゆっくり話しながら対応してくれました。
この日に出産までの全ての予約を取りました。出産が近づくにつれ受診間隔が狭くなります。
採尿、問診、呼気のCO濃度のチェックなどを行いました。
そして、赤ちゃんの心音も聞くことができました!心音を聞いて赤ちゃんが生きてる!と実感していました。心音は毎回聞くことができます。
また、Whooping coughとRSVのワクチン接種をするように言われたので、この後GPでWhooping coughの予約をとりました。(確かネットで予約しようとしたけど、電話をして予約をとるようにテキストが届いたので結局夫が電話で予約をとってくれました。)
20週:エコー検査(性別も判明!)
2回目の(最後の)エコー検査がありました。見始めて割と早めの段階で「Girlだね!」と言われました。確信を持った言い方だったので、恐らく性別に間違いはないのだろうと思いながら出産を待つこととなりました。
エコー写真ももらいました(有料)。今回はなぜか2枚もらいました。
日本ではこの後も何度かエコーで赤ちゃんの様子を見れるんだよなと思い、少し不安もありましたが、midwife検診で心音は聞けるので気楽に過ごしていこうと思いました。
この時期くらいから、お腹が少し大きくなってきた気がしました。胎動もいつからかは忘れましたが、この時期には夜によく感じるようになっていました。
性別がわかったので、この後に日本のベビー服(西松屋やUNIQLOなど安いので、主に肌着)やベビー袴などを船便に入れてもらって送ってもらいました。
少しずつ出産が近づいていることを実感していました。
まとめ
以上、イギリス・マンチェスターでの妊娠~NHS出産part①でした。
イギリスでの出産について、20週目までのまとめは以下のような感じです!
妊娠検査薬で陽性を確認したら、妊娠確定扱い!
初回の検診は8週目だった!
エコー検査は2回!20週目が最後で性別も判明!
染色体異常(ダウン症、Edward症候群、Patau症候群)のcombined testも無料でできる!
日本と違う点はかなり多いと思います(私自身日本での出産の経験はないですが)。
言語面は夫に頼りきりでしたが、無事に日本でいう安定期を超えることができました。続きについては次の記事をご覧ください。

